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madoシリーズ

【2022年度 グッドデザイン賞受賞】
廃車となった車の窓ガラスを粉砕し回収したものを原料にし、琉球ガラスの職人の手によってガラス食器に生まれ変わった「mado」シリーズは、沖縄県内で処分できなかった廃ガラスを活用したプロジェクトです。
沖縄では、戦後の物資が不足していた時代に、米軍基地の中で米兵が捨てるコーラなどのジュースの空き瓶を集めて、当時のガラス職人たちが琉球ガラスとして生活用の雑器を作りはじめたという歴史があります。琉球ガラス村では原料の供給が可能になった1980年代に入ってからは、バージン原料を使用するようになりましたが、廃ガラスの処分が沖縄県内でできないという問題があることを受け、廃車のリサイクル会社である「拓南商事」とタッグを組み、madoシリーズの開発を進めました。本製品が広がることで、資源再利用可能となる伝統工芸の技術を伝えていきます。

原料

資源を活かす手仕事の技術

戦後の物がなかったときに、米兵が捨てたタイヤから島草履を作ったり、パラシュートを縫い直してシャツに作りなおしたりしていた時代があり、琉球ガラスもそのひとつで、物がないからこそ廃棄物をどうにか繋ぎ合わせて生活していたという歴史があります。いまも職人たちには物がなかった時代のスキルが残っていて、改めて工芸や民芸の世界を考えたときに、身近にあるものを再利用することは私たちのものづくりの本流に立ち返るという意味でもすごく自然であり、資源の再利用という社会的なミッションに貢献できる手段としても、琉球ガラス村の製品作りの特性が生かせる製品になりました。

plate

ガラスの模様に込められたストーリー

madoシリーズでは、ダイヤとモールという2つの模様を展開。モールは琉球ガラスの歴史の中でも初期から使われている模様でクラシックな形です。縦筋が入っている型にガラスを吹き付けて、縦の筋が出たものをねじることで、流れるような模様がつきます。また、物資が不足していた時代は、モール柄を作るために廃車のタイヤホイールを利用していました。当時は廃瓶の材料だけでなく、製造の工具も再利用していたようです。このようにして沖縄が守ってきたクラシックな模様を受け継ぎ、これからも使い続けたいという思いでモール柄を採用することにしました。

また、ダイヤ柄は、原料の提供を行なっている拓南商事のグループ会社の拓南製鐵による鉄筋の格子模様をモチーフに、光を通した際に影に特徴の生まれるダイヤ柄を採用。鉄鋼ひとつをとっても、沖縄県内の製品がユニークな柄を持っていることに由来しています。

ダイヤ

サイドガラスの前後で2色のカラーが異なる

「mado」シリーズで展開しているアイスグリーンとスモーキーブラックの色の違いは、原料となるサイドガラスの位置によります。運転席から見通しが良くなるように透明に近い原料が使われている前の部分のサイドガラスは、溶解を減ることとガラスの厚みが変わることで緑がかった涼しげな色「アイスグリーン」になります。一方後部座席では紫外線(UV)カットの性質を強く持つシックな黒い廃ガラスを原料とし、重厚感のある「スモーキーブラック」の色に仕上がりました。

sbmag

テーブルにワンポイントで添えられる選択肢

食器を中心にアイスグリーンの原料とスモーキーブラックの原料の2色に加えて、モール柄とダイヤ柄の組み合わせもあり、ご自宅のテーブルに合わせてお選びいただけるラインナップを取り揃えています。
廃ガラスから生まれ変わったガラス食器が彩る食卓をお楽しみください。



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